新年餅つき・稽古


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餅つき大会に初参加!
 2020年白河道場餅つき大会に参加させていただきました!
今回は令和最初の餅つきレポートのご指名を受けたこと感謝申し上げます。
お茶の水支部から初参加の れみなが送ります!

 二日酔いの師範代と朝の新幹線に乗り、向かうは白河道場へ。迎えの滝嶋先生カーと最高に甘いウェルカムデザートのストロベリー。暖かく迎え入れていただきました。 
 稽古が始まるまで、準備をしました。
すると袴を着た新成人が挨拶に来ました。お世話になった先生、先輩、道場生のところへ来て、祝われていました。素敵な光景で、来て早々白河道場の良さが溢れていました。

 そうこうしていると、元気いっぱいの白河道場の生徒が集まっていき、稽古の時間となりました。(茶水支部から初参加の2名は勝手に餅つきと飲み会しかないと思い込み、空手着を持参せず借用しての稽古でした。白河道場注)
 基本稽古最後の廻し蹴りは220本。今までこんなに廻し蹴りをしたことがなく、新鮮であり、初稽古を新たな気持ちで始められました。
号令をかけさせてもらいできるかわからないと思っていたけれど、気合も後半につれ自分の中でさらに大きくなって完走。いい汗をかきました!

 目玉の餅つき大会!
 道場生保護者OB?「酒を飲む親父の会」の方々が餅米を炊いてくださり、見たこともない大きさの鍋で、かき回すような雑煮を少年部の保護者の方々が作ってくださりました。
 餅つきは大人がついて支えながら子供がついてと。杵は見た目よりとても重いです。空手での踏み込みを自然と使っていたりとここでも空手に通じていました。手作りの雑煮もついた餅もとても美味しかったです!

 乾杯したら、元気いっぱい子供達のじゃんけん大会が始まります。人気の景品やマニアな景品があり、勝ち取った子もいれば、泣いちゃう子も。でも楽しそうで、微笑ましかったです!
 ここでたくさんの方とお話しました。白河道場のこと、先輩方から学ぶ社会の話、タコ八のレクチャーなどなど。本にも載ってない教えてもらわないとわからない話だったりと、とても勉強になります。

 そして、ついにやってきました。大人たちの1番の目玉?であるタコ八郎ゲーム。
ルール含めコツまで教えていただいたのでバッチリです。先人方からはややブーイングが来てましたが(笑)
 そんなことは気にせず、間違えないように、やられないように……。
結果は……ダメでした。やはり白河道場のタコ八玄人にはかないません!滝嶋先生も飲んだりと、大盛り上がりでした!
 そんな楽しい親睦会は2次会に楽しいカラオケ。3次会に美味しすぎる白河ラーメン。そのまま道場で酒とタコ八と語りで朝日が昇るころまで続きました...(笑)

 今回、様々な発見がありました。
白河の魅力、空手の魅力、そして白河道場の魅力。
 先輩方を尊敬し忠実に守り受け継いでいく道場生とたくさん触れ合って、滝嶋先生の人柄、指導、理念が結束の強い暖かい白河道場をつくりだしていて、それがまた空手につながっているのだと、そう感じました。
 また、白河道場とお茶の水支部のつながりとしてたくさんの共通点を感じ、これからも大切にしていきたいと思いました。

素敵な道場で楽しい時間を過ごしました。
滝嶋先生ありがとうございました!
白河道場の方々ありがとうございました!
また会えるのを楽しみにしております!
押忍

(お茶の水支部 道着を忘れた飲んべえお嬢さま 笠井れみな)
      


2年ぶりの餅つき
 2019年白河道場の餅つきに2年ぶりに参加致しました。
今回は平成最後の餅つきレポートのご指名を受けたこと感謝申し上げます。

 私事も有り前々日に白河入りし、前日の準備から手伝いさせて頂きました。
今回の準備に関しては「あんこ焦がし事件」等もなく順当に準備することができました(笑)。いつも手伝いに来ていただいている御父兄様にも感謝です。
 餅つき当日になりO支部からのゲストも来られるという事なので、新白河駅へ迎えにあがりました。I氏には早朝出発対応で白河まで来ていただき感謝です。
久々にO支部I氏と再会し挨拶もそこそこに白河道場へお連れし餅つき前の稽古準備を行いました。久しぶりに道着に袖を通すと背筋が伸びたような何とも言えない心地よい気分となります。

 稽古場に向かうといつも見慣れた風景、子供達がはしゃぎ、駆け回り、駆け回れるような広い道場で稽古してたことを懐かしく思います。
また福島本部道場の先輩や各支部の先輩ともお会いできましたが、今回は私用や体調不良により白河道場生の参加が若干少なかった事を少々残念に思いました。懐かしい面子にも会えることが楽しみだったので来年に期待です。
 黒帯の先輩方の号令で稽古が始まり、恒例の上段廻し蹴りの稽古になった時に今年の当初予定は160本で終了でしたが、予想していた通り200本の上段廻し蹴りで締めとなりました。翌日、足、腰、尻が筋肉痛でした。

 稽古も終わり、餅つきが始まり黒帯、色帯、子供たちの順番で餅つきを行い、自分も餅をつかせて頂きました。
 その後新年会という流れで乾杯を行い各々宴を楽しむというような感じで心地良い時間が流れていきました。
 今回の餅つきでこれも恒例の景品争奪ジャンケン大会は行われ多種多様の景品があった中、今回は「アクアマリンふくしま」のバックヤードにも行ける招待券も提供頂き、招待券を勝ち取れなかった子供が大泣きしてしまう場面もありました。
 今回の宴に関しては大人の参加が例年より少なかったせいか穏やかに時が流れて行ったように感じました。

 程良い時間になった際、中締めという事でO支部I氏の「大人の最破」を披露して頂き、おやじの会会長の中締め挨拶で通年ですと「右肩上がりの三本締め」で締められるのですが今年は「正式な万歳三唱」で締めて頂きました。
ぜひ今回の中締めの内容をお知りになりたい方がいらっしゃいましたら、来年の白河道場の餅つきにいらっしゃっていただければ容を解明いただけると思いますので皆さんの参加をお待ち致しております。
 餅つきレポートをご覧になって頂いてる方にはご承知の事とは思いますが、もちろん「タコ八郎ゲーム」も実施しています。
普段あまり飲めないような良いお酒もこのゲームにかかっては湯水のように消費されてしまいますが、今回は犠牲者?も出ること無くお開きと相成りました。
その後いつもは団体予約のできる個人経営のお店に流れ込むのが常ではありますが、今回は趣向を変更しカラオケボックスへ流れ込み最近上映されているボヘミアン・ラプソディに感化されたのか、フレディMitsuhiroも登場し、とても盛り上がった2次会となりました。

 今回、2年ぶりに参加させていただき、年数回程度しか福島支部、白河分支部の行事に参加できない自分をいつも通り温かく迎え入れてくれる滝嶋先生、諸先輩方及びご父兄の皆様に感謝申し上げます。

 福島の地に復帰を果たし福島支部の諸先輩方と切磋琢磨させていただきながら稽古できる日が来ることを楽しみにしながら日々過ごしております。
また毎年お声がけいただき誠に感謝しております。本年も行事には参加させていただければと思っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
(白河道場 岩手出張所? 岩本道雄)


鏡開き稽古&餅つき
 今年も1月7日(日)に白河道場恒例の鏡開き行事である『餅つき・稽古会』をおこないました。今年は日程の関係で稽古初めとなったこの日ですが、例年より人数が少なくチョット寂しい気はしましたが、稽古に60名ほど餅つきには100名ほどが参加して楽しく盛り上がりました。
 今回のレポートは、ここ数年欠かさず特別参加し、今年は単身乗り込んできて「来年は軍団で参加します!」と言っている、あの人です。




 白河道場の鏡開き稽古&餅つきに参加して年末からの酷使した内臓を休めるというのが毎年恒例の行事となっているため、今年も白河道場へ。

 到着後、朝の10時にも関わらずこちらも毎年恒例の光景となっている「酒を飲む親父の会」の人生の先輩方の姿が。
「後援会」とか「父兄会」とかは各道場にもありそうだが、自らを親父と称し「酒を飲む」という修飾語がなんとも素敵です。
この日は「今年はコーヒーだから」とおっしゃっていたので、健康に留意されているのかと思っていたが後で聞くとコーヒー用のカップでドブロクを飲んでいたとのこと。
さすが「酒を飲む親父の会」。信念を貫き通す男気に脱帽です。
 凄いのはその親父達は、子供達が通っているわけでもなく、ましてや自ら空手をしているわけでもありません。道場を辞めてしまったり卒業した少年部の親たちが毎年集まって餅つき用のもち米を蒸かされているようで、空手を通じて得ることが出来た人の繋がり。というお金で買うことの出来ない財産があるからこそ、滝嶋先生が白河道場の宝!?とおっしゃるのがよくわかります。

 鏡開き稽古は11時の開始時刻になると滝嶋先生の号令から始まり各黒帯の先輩方が号令を順番にかけ基本稽古に始まり今年は200本の廻し蹴りをして稽古は終了しました。

 終了後は臼と杵がすぐに登場し、蒸かしたもち米からお餅を作ります。この作業が意外と大変で、各道場に暗黙の了解的にある黒帯を取得するべき基準の一つに白河道場には、きちんと餅をつける。という項目があるのは確実視されます。
 餅つきが始まり滝嶋先生と藤中先輩の超ベテランのお二人が「パチン」「パチン」という音をリズムよく奏でながら道場の空気が変わり始めたところで、奇しくも大ベテランの後にお餅をつくことになった私。
 以前、他の茶水道場生と参加したときに私を含めた全員「超」がつくほど下手で失笑が起きた苦い過去があります。
 その苦い過去を払拭すべく、意を決してついた1発目の音はまさかの「ペコッ!!」。なんとも間抜けな音を叩き出してしまい、目の前にいた少年女子部が目を合わせ笑うのはごく自然の反応でしょう。大事な場面で声が裏返った人の気持ちが少し分かる気がしました。

 その後小さな子供達も全員でお餅をついて、いよいよ新年会のスタートです。
広い道場の真ん中にここぞとばかり並べられたお酒を見ると、これからお酒を飲める楽しさよりも「これ全部飲むの?」という恐怖心が生まれてくるほどです。実際この時には我が身が占領されるとは知る由もありません。
 新年会の始まりは滝嶋先生の挨拶から始まるのだが毎回この挨拶が好きで、いつも勉強させられます。今回は「仁・義・礼・智・信」の五常についてのお話と空手の繋がりを聞くことが出来、新たに空手に対する情熱や自分自身の生き方に対しても非常に勉強になりました。

 とは言っても世間的に発表出来るような、勉強はここまで。
表彰式やじゃんけん大会を終え中締めが終了すると、ここからは、空手家らしく。とか、節度ある飲み方。というようなことは度外視して、人をいかにポンコツにするか。というところにベクトルが向けられ、上下関係など全く関係なく、人を騙して裏切って自分だけ助かるという人間の醜態を見ることが出来るゲームが始まります。そのゲームの名は「タコ八郎ゲーム」。怪しいニオイをプンプンかもし出すネーミングセンスは抜群です。
 さらに今回は「パイジュ」と呼ばれる中国では高級酒とされる50度以上のお酒が登場しました。この「パイジュ」はとても個性的な味をしていて、その個性的な性格を「君ぃ、とても個性的だねー」って褒めることすら出来ないぐらい私にとっては激マズのお酒で人の身体を占領するという特技をもっています。
 私はとても苦手で一度飲んだ時にトイレを愛することになってしまったことになったため一滴たりとも体内に入れないようにすることに全神経を使います。
その甲斐あって何とか一滴も体内に入れることなくゲームを乗り切り安心し優越感に浸ったところで、二次会の会場へ出向くわけであります。

 二次会会場では楽しく美味しいお酒を楽しもうと思っていたのがもはや間違いでした。なぜならそこには完遂されたはずの「パイジュ」があったからです。なぜここにも。と一瞬混乱してしまいましたが、ここでも一滴たりともを体内に入れないように集中力がさらに増し、空手家たるもの隙を見せてはいけないと。私の中で会場が戦場へと変わった瞬間でもありました。
 二次戦場は外で寒かった人達を温かく迎えるために暖房もしっかりと効いておりとても快適に過ごせるはずが、その気温は少し動くとすぐに喉が渇く環境だったため、宴という戦いの中、一度動き出した行動を止めるわけにもいかず、受け取った力水は何と「パイジュ」。
 とうとうパイジュが大魔王と化し私の体内に。。。しかも1度だけでなく2度3度。
遺憾なく「パイジュ大魔王」の実力が発揮され、見事に支配された我が身は「あきら100%」ならぬ「みっちゃん100%」と変身し店員と客どっちがどっちがわからなくなったようですが、それは決して私の姿ではない。その後も3次戦場、4次戦場へと続いたようですが、本来の私の姿ではないため割愛させていただきます。
 終電で帰京するはずが、白河道場泊となる頃に「パイジュ大魔王」の呪縛から解き放たれ、南国出身ということを武器に一番温かい場所で就寝させていただき戦いは終わりました。

 白河道場の鏡開き稽古と餅つきは私にとって貴重な行事の1つです。今年1年、打倒「パイジュ大魔王」を目標にしっかりと修行を積み来年こそは勝利したいと思います。毎年温かく迎えて下さる滝嶋先生始め白河道場の方々や福島支部の方々には今回も大変お世話になりました。ありがとうございました。押忍。
(お茶の水支部 M・I)


空手を始めて10年目の餅つき
 1月8日は白河道場、もちつき、稽古でした。60名での廻し蹴り200本。正月休みで10日も稽古しなかったせいか太ももがやばかったです。
 小学一年生から空手を始めて今年で10年目。初めてもちつきに、前日の手伝いから家族で参加できたことが嬉しかったです。

 今、私の生活は空手中心です。白河道場には、熱い滝嶋先生、熱い先輩達がいる。子供クラスとは違い本気でぶつかれる。 あと何年後には、あのタコ八郎ゲームに参加するのかと思うと恐怖しかありませんが、これも空手の道?なら、覚悟して滝嶋先生、先輩達についていきます。
 今年も精進して稽古に励みますのでご指導よろしくお願いします。押忍(白河道場 小林祐花)

    *   *   *


 一年の計は鏡開き稽古にあり

 次々と新しい経験をしている時、人は流れる時間を長く感じるようです。初めて訪れた福島・白河道場に滞在した2日間は、普段の生活の何週間分にも相当する濃密で長い時間となりました。
 玄関に入ってあたりを見回し、まず驚いたのは、白河道場の充実した設備です。大きな薪ストーブの置かれたホール、50人以上がのびのびと動ける稽古場、大鍋のある調理場、シャワールーム、各種マシンが揃ったジム、託児所、ふれあい動物園(うさぎ小屋)まで併設された道場は、一部上場企業の保養所と見紛うばかりです。とりわけ稽古場は私が経験したなかでも最大のもので、その広々とした空間を眺めながら間もなくここで自分が汗を流すのかと思うと否応なしに気持ちが高ぶりました。

 ほどなくして道場生が揃い鏡開き稽古が始まりました。普段稽古を行っているお茶の水道場とは異なる視界、号令とレクチャー、周囲の道場生……。初めての環境にいることからくる心地よい緊張感のなか、自ずと感覚は鋭敏になり、気づきも生まれてきます。 「上段回し蹴り……何本にしようか。……200本!」正面に立った滝嶋先生がそうおっしゃいました。私の隣に立っていたヒグマのような外国人道場生が青い目を絶望の色に染めて「Oh……」というため息を漏らします。私も思わず「ぐぬぬ!」と喉の奥で唸りました。 前日、所属するお茶の水道場の鏡開き稽古では上段回し蹴りを100本蹴ったのですが、寝正月明けの身体は青息吐息でした。倍の200本は完全に未体験ゾーン。空前(絶後かもしれません)の回数です。しかし、滝嶋先生から初めて指導を受ける稽古です。この貴重な機会に臨み脳内ではエンドルフィンがどばどばと分泌されていました。そのため、当初はどうなることかと思いましたが、終わってみればこの初体験の上段回し蹴り200本を、その1本1本をしっかりと認識しながらこなすことができました。これが大きな収穫となりました。東京に帰ってきてから数日後の基本稽古中、ふと右の上段回し蹴りがこれまでよりずっと自然に蹴れるようになっていることに気づいたのです。鋭敏になった感覚の元でまとまった回数を試行したことで、身体の使い方にブレイク・スルーが起きたようです。ずっとバラバラだったものがふとした拍子に?がったことにとても興奮しました。
 
 さて、白河道場の鏡開き稽古の後半は立派な臼と杵をつかっての餅つき、そして酒宴です。私も杵を振るわせていただき、おそらく十数年ぶりだったと思うのですが、久しぶりの餅つきを満喫しました。つきたての餅が道場の調理場で雑煮になったところで酒宴がスタート。お互いの杯に酒をなみなみと注いで、初めてお会いする方々と改めて言葉を交わし、すでに面識のある方々とはこれまで以上に深く語り合います。
 酒宴が始まってから6時間(!)。一通りの酒を飲んで宴が煮詰まってくると、いよいよ「白河道場名物・たこ八郎ゲーム」が始まります。漫画『薩摩示現流』(とみ新蔵、津本陽/リイド社)には、「胆練り」という飲み会の様子が描かれています。これは「回転する弾丸装填・着火済みの火縄銃の周りに車座になって酒を呑む」という薩摩隼人のかなり無謀な度胸試しなのですが、白河で行われる「たこ八郎ゲーム」の熾烈さはこの「胆練り」に準ずるものと考えていただいてかまいません。車座の各所でフェイント、受け流し、カウンター、追い打ち等など組手さながらの攻防が繰り広げられます。そして、このゲームの中盤あたりから不覚にも私の脳は日本酒の海に沈み、記憶が細切れとなってしまいました。この後、湯島天神の神気を纏ったおっしーがひょっこりと現れ、もはや何次会かわからないカラオケバーでは歌姫・チャントモが前衛的な歌声でみなを魅了し、泉先輩が生まれたままの姿で演武的な何かを行い、道場に戻って飲み直そうとしたところに満を持して我らが久美子先生が登場し、ホールに中島みゆきの歌が響き、みなが雑魚寝をする仮眠室に岩本さんの慟哭が満ち……学生でもそうそうやらない羽目の外し方だったと思うのですが、残念ながら正確には記憶できていません。ただ、刺激的で楽しかったという思いが記憶にある光景の端々に刻まれています。

 すべてが新鮮でとにかく長い夜でした。
 おそらく誰もがそうだと思うのですが、10代や20代の頃は己の人生が有限であるという当然のことに現実味がもてません。私も30代も半ばに差し掛かりようやく人生の短さを実感し始めたところです。何の気づきもなくぼんやりと日常生活を送っていると、光の速さで数ヶ月がすぎてしまうのです。ただし、新しい環境、新しい活動、新しい出会い、次から次に新しい刺激を受けている間の時間の流れはとても長く感じられます。たとえば、上京して一人暮らしを始めた年、社会人として仕事を始めた年などを思い返してみると、その前後に比べてずいぶん長かったように思います。私が新極真会の門を叩いて2年近くが経ちます。その間、週2~3回の頻度で稽古に出ていますが、日々空手を通して新しい経験をさせていただいています。そのため、この2年は鮮明な数々の思い出とともに、以前よりもゆっくりと時間が流れたように思います。そして今回、白河道場の鏡開き稽古に初めて参加させていただいたこの2日間は、特に時間流れがゆっくりだったように感じています。
 同じ80年を生きるなら、できるだけ多くの新しい経験をして、体感時間の長い人生を生きた方がお得かもしれません。ただ、どんなに入れ込んだことでも、ともすればマンネリ化が訪れます。すると時間の流れは速さを増し、あっという間に5年、10年がすぎてしまうことでしょう。できるかぎりそうならないよう、これからも新しい経験ができる機会には積極的に身を投じ続けようと思っています。一年の計は鏡開き稽古にあり。白河道場での稽古から一夜が明けて東京へ戻る帰りの車の中、日本酒がまだ幾分残った頭でぼんやりとそんなことを考えました。

今回、数々の貴重な経験と気づきの機会をいただいた滝嶋先生と白河道場の方々には感謝の念に堪えません。ありがとうございました。そしてみなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。押忍。
(お茶の水支部 大谷智通)


白河道場鏡開き稽古のレポート
 2016年1月10日、新極真会白河道場で、新年の鏡開き稽古が行われました。
 私は、3年半日本に住んでいるカナダ人ですが、私にとって、白河道場の鏡開き稽古は、日本文化を理解して学ぶことができる素晴らしいイベントです。実は、私が、初めて体験した鏡開き稽古は、2014年1月の白河道場の稽古でした。
 その頃は、まだ日本人の集まりに参加しようとしていませんでした。日本語は下手だし、生まれつきの内気のせいで、もう1年以上も白河に住んでいるのに、地域社会に入って日本人と知り合うことも、全然できませんでした。しかし、そのイベントで、私は、初めて杵を振るって、手作りの田舎のお雑煮を味わいました。外国人なのに、皆に温かく歓迎してもらいました。幸運なことに、皆さんに温かく受け入れてもらい、本当に行って良かったなあと感動し、それから私は、もっと地域社会にも入っていこうと勇気が出たのです。(その後で、私はすぐに白河道場に入門することを決心しました)。だから私は、白河道場の鏡開き稽古を、特別に大切に思っています。
 白河道場の鏡開き稽古は、とても人気があります。道場の生徒達やその家族に加えて、遠い御茶ノ水から来た生徒達や友人など、たくさんの人が参加しました。でも、そのおかげで、少し大変でした。例えば、パーティの前に、生徒全員で短い稽古をするのですが、道場には、生徒達みんな合わせると60人程もいました。稽古の間、道場の窓は曇って、夏のように蒸し暑くなりました。ヒーターを切っていたのに!それに、道場がとても混んでいたので、普段の稽古ができません。そのかわりに、私達は200回も回し蹴りをさせられたのです。それは、凄く大変でした。1、2回止めそうになりましたが、生徒全員が頑張っているのを見たら、よろけながらも、続けることが出来ました。それを思い出すと、太ももが今でもちょっと痛みます。
 しかし、いったんパーティが始まったら、元気に盛り上がりました!いつも通り、全員が、杵を振るって餅つきに参加させてもらいました。今年は、自分で杵を振るっただけではなく、小さい子供の餅つきを手伝って上げました。それから、毎年と同じように、お雑煮や焼いた魚という家庭料理を味わいました。飲み物もいっぱいでした!実は、滝嶋先生は、パーティの間中、大きな樽酒を運んで、道場のお客さん達にお酒をよそってくれました。その間ずっと、友達は楽しく歓談し、子供達は笑いながら遊んでいました。
 日本にいるのに、私はその食事がカナダ・デーのバーベキューのように感じました。日本に居ながらも、自分の家に居るようなアットホームな気持ちになり感動しました。
 会の終わり頃には、サプライズのお客様がありました。伝統の「タコ八郎ゲーム」の後で、急に変な知らない人が現れたのです!その人は、ブーメランと派手な白黒仮面以外、裸でした。彼は、恐ろしいルチャドルに似ていました!狂人のように跳躍して踊りながら、道場に入ってきたのです。私たちは、この人に催眠術をかけられました。彼の命令に従わなければなりません。
まずは、中学生の生徒達に道場を掃除させ、それから、もっと稽古をさせました。その間ずっと、ヘンな踊りを続けていました。(冗談はさておき、日本人は真面目だと評判ですが、本当は、とても面白いと思いました。カナダ人より面白いかも!)
 けっきょく、クレージールチャドルが姿を消した後、2次会はおわりました。今年も、いつもと同じように、白河道場の仲間達が集まって、心のこもった素晴らしい新年会をすることができました。カナダ人に自分の日本の経験を語る時は、このイベントについて話すつもりです。滝嶋先生と白河道場の手伝った人の皆様、どうもありがとうございました。(白河道場 カフカ・ジェルミー)

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 ぼくは、今回の鏡開きであらためて道場から学べたことがあります。道場だけでなく、先ぱい方からも、学べました。
 まず、道場の活気が必要だということを学べました。けいこの時だけでなく、もちつきのときも。けいこの時には気合、もち付きの時ははく力などです。特に先ぱい方は、もちが天井まで勢い良くはね上がるくらいの活気でもちをつきます。しまいには、もちが天井についたままのもあるくらいです。
 次に、強さが必要だということが分かりました。下の帯がつかれたり、へばってきても上の帯の人があきらめさせずに、引っぱっていくような強さが大切だと思いました。
 なので、今年は、これで学んだことを大切に、気合と強さを中心に技をみがいていきたいです。(大野基・小学6年)


白河道場鏡開き稽古に参加して
 今年も「餅つき・稽古」を盛大に行うことができました。白河だけでなく福島・郡山から、そして東京から大勢の方が参加してくれ、恒例の出席表彰では、一般部の新井雄一初段が3年連続1位(ナント234日)で、子供の部で渡部彩夏5級と小山田祐冴7級が3年連続3位以内で空手着を獲得した。レポートは勝手に押しかけたお茶の水道場に依頼しました。

 2015年1月11日、この日私は初めて白河道場鏡開き稽古に参加させて頂きました。道場に到着すると暖かいストーブと共に白河道場生の方々が迎えてくれました。すぐ道着に着替え稽古開始。上段回し蹴りでは、黒帯から緑帯まで1人10本号令をかけ合計240本(?)。正月明けでなまっていた体は中々思うように動いてくれませんでした。稽古が終わると、みなさんお待ちかね!餅つき大会の始まりです。さっきまで、気合が聞こえていた道場にはいつの間にか臼と杵が準備されていました。滝嶋先生がお餅をつき始めるととても良い音が道場に響き渡ります。そして、つきたてのお餅をお母さん方がお雑煮や、きなこ、あんこにしてくれました。あまりの美味しさにおかわりする人続出。
 お腹も落ち着いてきたころ、じゃんけん大会が始まりました。景品は新極真会のグッズから某キャラクターのぬいぐるみまで様々なものがあり盛り上がっていました。じゃんけんも終わりかと思っていたら、滝嶋先生がおもむろにお茶の水道場、泉指導員が着ていたTシャツを脱がし始め、景品が1つ増えました。しかし、こちらも黙ってはいません。泉指導員のTシャツを取り返すべく茶水戦士たちはじゃんけんに挑みました。結果は、お茶の水道場の勝利。何事もなかったかのようにTシャツは元の持ち主のところへ帰っていきました。そんな珍事件?!もあった楽しい会は、良い子がお家へ帰るとともに終わりました。
 さて、ここからは大人の楽しい会がやって参りました。
しかし、この会には参加資格が必要です。シンプルにお酒飲める人のみ。噂には聞いていた白河道場名物「タコ八郎ゲーム」のスタートです。新年だから?茶水戦士がいるから?理由は定かではありませんが特別ルールが設けられました。通常3杯飲んだら負けとなり退場となるはずが、「茶水戦士たちはルールが分からないだろうから」という滝嶋先生のいきな計らいで5杯飲むまで退場できなくなってしまいました。そして、なぜか同じ道場生に狙われた私は日本酒を3杯ほど一気に美味しくいただきました。
今回の「タコ八郎ゲーム」では、茶水戦士惨敗。来年打倒白河道場で自主練しておきます、押忍。このゲーム知りたい方はやってみなきゃ分からない。ということで是非、白河道場までお越しくださいませ。そのあとは、道場のお掃除の時間です。ここでは、ちょっぴり変わった掃除の指導が行われていました。雑巾がけをするのにお尻がでていたり。。。ちゃんと掃除が出来ているのか不安ではありますが、それに一生懸命話を聞きついていく白河道場中学生軍団がものすごく可愛かったです。のちにこの中学生軍団は、夜にも叩き起こされAKB48のダンスを踊ったり、大人の世界を知ってしまったのでした。
 3次会で、カラオケスナックへ行きました。白河に雪が降り始め寒くなってきましたが、みんなのハートは燃え上がったまま。カラオケスナックに着くと、そこにはなんと道着姿の久美子先生がいました。ここは、福島県白河です。新幹線でも、道着姿だったそうです。そのくらい急いで来てくれたという嬉しさのあまり握手を求めたり、写真を撮ってもらうなどとても盛り上がりました。そして、タコ八郎ゲームでベロべロになっているみんなに追いつくために、中国の強いお酒を3杯くらい一気に飲まされていました。カラオケではみんな持ち歌を歌ったり、ラーメンを食べたり、本当に充実した時間を過ごすことが出来ました。
 最後になりましたが、この度このような厳しい!?楽しい鏡開き稽古に参加させて頂き、滝嶋先生をはじめ白河道場生の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
 (お茶の水道場 宮坂里伊奈)


毎年恒例の餅つき、稽古
 2014年1月12日(日)に白河道場毎年恒例の餅つき、稽古が行われました。
白河道場20周年の記念の年で福島支部、お茶の水道場生、元道場生など多くの方が参加されました。
 滝嶋先生の掛け声から始まり準備運動、基本稽古、今年は廻し蹴り200本と続き小さい子供から大人まで一つにまとまり力強く稽古を終えました。
最後に道場訓を疲れを飛ばすような大きな声で言いうのですが、いつも皆さんと共に声を出した後の清々しい気持ちになる瞬間が自分は大好きです。
 その後は着替えて餅つき、飲みの準備に取りかかりました。
黒帯の先輩方から餅をつき始めて杵を補助してもらいながら小さい子供までがついてできたお餅はアンコ、きな粉、雑煮にしてもらい、とても美味しく頂きました。
この臼で餅をみんなが参加して搗きそして食べるという時間も大好きです。
 年間出席日数で上位三名が発表され、子供の部で渡辺彩夏ちゃん。大人の部で新井雄一先輩が1位に輝きました。
積み重ねた日数が皆さんから尊敬の視線で集まり向けられて拍手に変わっている所はすごいなと感じました。積み重ねるということは大事なことなのだと毎回思います。
 恒例の賞品をかけたジャンケン大会では福島、東京に負けるなと白熱したり楽しかったです。そして横山先輩の一本締めで今日の餅つき、稽古がお開きになりました。
 この後はこれまた恒例のタコ八郎ゲームで今年は初参加のお茶の水道場の方々や海外の方も参加しての宴会が行われました、負けたら日本酒がたっぷり注がれるものを飲みほして今年も多くのタコ踊りが披露され盛り上がりました。
それでも大変な事態にはならずに平和に終わったので良かったです。
 掃除ではなぜか、冬なのに下半身が涼しそうな泉先輩が白河道場の子供達の心を一瞬で掴み、まとめあげ、雑巾掛けの指導をなさってたのが印象的でした。

 2次会は飲み屋に移りそこでも東京から来た御三方を筆頭に飲み屋がライブ会場のようになり、皆でコブシを突き上げたり、モノマネ、沖縄、と始まって先輩のウルフルズのガッツだぜの時には丸太の椅子を神輿のように担ぎ騒いだりと爆笑しました。
締めにラーメンを食べて雪降る中、歩いて道場に着いたのは夜遅くでした。とても楽しかったです。
 最後になりますが今年も楽しく餅つき、稽古に参加させて頂けたのも滝嶋先生、道場の皆さん、保護者の方々、皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。そして来年も宜しくお願いします。
(白河道場 鈴木拓也)


新年餅つき・稽古
 2013年1月13日(日)、白河道場毎年恒例の餅つき・稽古が行われました。自分は、過去に保護者としては何度も参加させて頂いておりましたが、自分自身が道場生としての参加は今回が始めてで、今までに無い緊張感の中で参加させて頂きました。
 稽古は滝嶋先生の新年挨拶から始まり、基本稽古へと続きました。最後は上段回し蹴り240本を、先生をはじめ黒帯の先輩や遠くから来て下さった先輩方、そして道場生全員の気合の入った掛け声と共に自分もやり抜く事が出来、稽古は無事終了致しました。
 餅つきが始まると、子供達は稽古時の真剣な表情とは違い、別人の様な満面の笑顔で餅つきを楽しんでいました。出来上がった餅は、雑煮、きな粉、アンコ等で皆さんお腹いっぱい頂きました。前日に用意したアンコが焦げ臭いという噂も御座いましたが・・・。
 お腹が膨れてきた所で稽古年間出席日数の発表がされ、一般の部では新井先輩がダントツの優勝で、子供の部では同日優勝の滝澤靖太君と渡部彩夏ちゃんでした。やはり何度見ても表彰された皆様は、カッコ良いの一言でした。
 ジャンケン大会では、商品をゲットした大人や子供が本当に嬉しそうでした。しかし、それ以上に福島支部の先輩方が、商品をゲットした時の喜び方はハンパじゃありませんでした。又、その時の滝嶋先生の悔しそうな姿が印象的でした。
 楽しい時間は過ぎるのが早く、一次会が一本締めで締まると、大人達恒例のタコ八郎ゲームの始まりです。今回は、謎のナマコ酢ゲーム?も行われ、終始大爆笑の中ゲームも終わりを告げました。その後、三次会、四次会へと時間の許す限り楽しくお酒を飲む事が出来ました。
 最後に、滝嶋先生をはじめ先輩方や保護者の皆様、当日までの準備から翌日の片付けまで、本当に感謝致します。そして、来年も宜しくお願い致します。(白河道場 菊地洋介)

    *   *   *

餅つき会

 1月13日、日曜日に福島支部の白河道場で毎年恒例の餅つき会がありました。
 まず道場生は稽古をしました。今年は白河の方だけではなく、福島、埼玉の方まで参加してくれたので、昨年より人数が少し多かったです。稽古内容としては、いつもどおり基本稽古を途中まで行い、最後に廻し蹴りをたくさん蹴りました。今年は、緑帯以上の人数x10本で240本蹴りました。最後の方は、段々足が上がらなくなり、苦しくなってき、気合も段々小さくなってきて精神的に辛くなってきました。でも、そこで前にいる黒帯の先輩が「気合~!」と、声を出してくれたお蔭で残りの数十本なんとかふんばり、幼年の子も小学生も一般の方たちも、全員240本蹴り終えることができました。
 稽古終了後、おじさん達が外で酒を飲みながら、つまみを食いながら蒸かしてくれた餅米を全員でついて、それをお母さん方が調理してくれたお雑煮を、子供はジュース、大人は酒で乾杯をしてから食べました。餅は他にも、あんこ餅、きなこ餅がありました。全員が餅を食べ終えて、お腹もいっぱいになったところで、出席日数の多かった道場生が表彰されました。そして次には、お待ちかねジャンケン大会が行われました。もちろん子供は大盛り上がりですが、それ以上に大人がスイッチが入って、大人気ないくらい本気になり、とても白熱した戦いになりました。
 これで今年の餅つきは一応終了したのですが、これからが本当の戦い。大人はデロデロになるまで酒を飲み、今度は店へと移動して、最終的に五次会まで続いたそうです。
 来年も、また餅つき会を行ってほしいです。(滝嶋息吹・小学6年)


福島支部白河道場 新年の餅つき
 毎年恒例の行事となっております餅つきが、1月8日に行われました。
私自身は今回が初めての餅つきとなりました。一度空手から15年ほど離れており昨年3月11日の震災により津波と原発で浪江町を離れ白河道場目先のアパートへ偶然にも引越し「福島支部白河道場の滝嶋先生」にお世話になることになりました。
昨年6月から空手を再度挑戦しいつ戻れるか分からない中、前へ進むことが出来て空手を始めてよかったと思っております。
 本年度の餅つきは、1時間ほど基本稽古を行い最後に上段廻し蹴りにて一人づつ気合入れて息をきらしておりました。今年始めの稽古とゆう方もあり気合の声は、小さい子供たちのほうが元気に出ておりました。白河道場生並びに保護者を含めて約120人ほどで楽しみの餅つきを行い心地よい臼を搗く音が道場に響きわたっておりました。雑煮やきなこ餅あんこ餅とそのほかにそばまでとメニューが多彩です。お腹がいっぱいになるまで何度もおかわりする子供たちと私たちでした。恒例のジャンケン勝ち景品ゲットでは大いに盛り上り新年より熱い戦いが見れました
 平成24年度道場生(白河道場)たちは、餅の粘りの要に今年1年の躍進を誓い合い、感謝の気持ちを忘れず稽古に励み元気だしてがんばります。最後にお手伝いをいただきました保護者の方々並びに地域関係者のみなさまありがとうございました。
今後も変わらぬご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 押忍!(白河道場 杉本幸一)


恒例の餅つき、稽古
 1月9日、白河道場毎年恒例の餅つき、稽古が行われました。
始めに、滝嶋先生の新年の挨拶から稽古が始まり、滝嶋先生、黒帯の先輩方の気合いの入った掛け声で、基本稽古が始まり、最後に上段回し蹴り250本を掛け声と共に蹴り、新年最初の稽古を締めました。
 体も暖まりお腹も減った所で、いよいよ餅つきが始まり、まず先生、先輩方が力強く餅をつき、次に子供達が順番に餅をつきました。重い杵を、振り上げて一生懸命に餅をつく子供達をニコニコして、カメラで撮るお父さん、お母さん方が印象的でした。
 ついた餅は、雑煮やアンコ餅、きな粉餅にして美味しく頂きました。雑煮にに関しては、毎年確実に美味しくなっている用な気がしました。
この日の為に寒い中、朝早くから準備して下さった方々、本当にありがとうございました。
 お腹もいっぱいになった所で、2010年度の主席日数上位三名の表彰があり、子供の部は、かなりの接戦でしたが、1日も稽古を休まなかった滝嶋息吹君が表彰され、大人の部は、去年のリベンジで袴塚紗知子先輩が表彰され先生から、盾や表彰状が贈られました。
続けてジャンケン大会が行われ、商品をゲットした時の嬉しそうな顔が、大人子供関係なく笑えました。
 時間も過ぎ、一次会は一本締めで締められ、いよいよ、お酒を囲んで二次会が始まり、白河道場毎年恒例のタコ八郎ゲームが開催され、参加者は大爆笑の中、楽しくお酒を飲む事ができました。
 今年も楽しい時間と、美味しい餅を頂き本当にありがとうございました。2011年新たな気持ちで滝嶋先生を始め、先輩方と稽古に励み、来年またこの時期に笑ってお酒を飲める用頑張りたいと思います。   (白河道場 高橋豊)


毎年恒例「餅つき・稽古」
1月10日(日)、三瓶道場白河分支部で毎年恒例の鏡開き行事「餅つき・稽古」が行われました。
今年も滝嶋先生を中心に、たくさんの道場生や家族の方々が集まり交流を深めました。
まず、滝嶋先生の新年の挨拶。気合の入った掛け声で、道場生が一斉に構え、〝突き〟が始まり、その後黒帯の先輩方が模範となり〝受け〟や〝蹴り〟などの基本稽古をし、〝廻し蹴り〟200本で締められました。
そして次に、たくさんの方が楽しみにしていた「餅つき」が始まり、先生や先輩方が餅をならすと、子供たちが順番に餅をつき道場いっぱいに笑顔があふれました。こんなにたくさんの笑顔を見る事が出来たのも、裏方で支えてくれた方々がいてくれたおかげです。そして、雑煮や、あんこ、きな粉などで、餅をおなかいっぱいに食べました。
次に、出席日数上位者の表彰があり、子供の部の上位者は、1日、2日違いという接戦でした。昨年は新型インフルエンザが猛威を振るう中、ほぼ毎日稽古に参加し、しかもそれが多人数いたことには、本当に度肝を抜かれました。大人の部では、なんと中学生の日向子先輩が袴塚先輩を抜き1位になりました。これには大歓声があがりました。
そして次にみんながお待ちかねの〝白河道場Tシャツ〟や〝新極真グッズ〟等争奪の「ジャンケン大会」がありました。これには子供も大人も関係なく、みんな必死に参加していました。中には後出しを試みる大人、負けたのに負けてない振りをしている大人などいましたが…。みんな楽しくジャンケン大会で盛り上がりました。
そして、先生と大倉先輩により中締めとなり、これもまた毎年恒例になってきた「タコ八郎ゲーム」へと突入になりました。
そして今年の「餅つき・稽古」が終了しました。今年も楽しい時間と美味しいお持ちを頂き、本当にありがとうございました。
  (白河道場 青栁裕之)


白河道場恒例 餅つき
 白河道場で毎年恒例の餅つき、稽古が1月11日に盛大に行われました。
例年大人子供合わせ道場に入りきるのかという大人数で尚且つなかなか顔を合わせられない先輩との再会もあって、一年の中でとても楽しみな行事の一つです。
その日の流れは大きく4つに分かれ、1、稽古。2、餅つき。3、表彰、ジャンケン大会。4、大人の時間。

1、稽古
 稽古の内容はいつもより少ないのですが、各黒帯の先輩の掛け声と共に、周りに当たるか当たらないかの間隔で稽古は進み、締めの回し蹴り200本。空手を習っていたのはもう6年くらい前ですが、今は競輪選手という運動を生業として生きてますが、終わったら足がガクガクになってました。

2、餅つき
 メインイベント餅つきです。まずは先生や先輩方についてもらい、交代で並んでいる子供たちにバトンタッチ。全員に雑煮が行き渡ったところでコップを持ち、「乾杯!」
雑煮の後はきな粉やあんこで美味しく餅をいただきました。

3、表彰、ジャンケン大会
 ある程度餅やお酒も入りまして、一旦先生が区切りをつけ、表彰に入りました。出席日数のトップ3が表彰されるのですが、子供の部で凄いことがありました。3位までが1日差。3位が2人。そして1位が道場に行くことのできる日で1日も休まず皆勤だったということです。
大人の表彰では袴塚さんが不動の一位を手にしてました。先生も「誰か引きずり落とせるよう頑張ってください」とのこと。表彰も終わり、毎年恒例のジャンケン大会!
ミニバッグやTシャツを希望者参加でジャンケンで争奪する苛酷な大会です。今年は大人げない大人よりお母様達のほうが獲得率が高かった気がします。
この後も食べて飲んで時間はすぎ、宴もたけなわ、黒帯に認定された斎須初段による正拳突きで餅つき、稽古の幕を降ろしました。

4、大人の時間
 幕を降ろしましたが宴はこれからです。道場の中で道場生と父兄の方々が酒を囲むように円を作り…。
タコ八郎ゲーム!い゛え゛ーー!!
負ければ日本酒を煽る生きるか死ぬかの大激戦が始まりました。
ベテランからビギナーまで様々な技を駆使して集中攻撃や自爆。はたまた飲みたいがためにわざと間違えるなど、しのぎを削って男の戦いは進み、ふと残った子供達を見てみると、こっちでもタコ八郎ゲーム…。将来有望な子供達です。
脱落者もちらほらと出始め、あとはとても書いてはいけないような地獄絵図だったので省略します。
そうして今年初めの行事が終わりました。皆さんから元気を頂き、更に頑張れると思います。
並びに、用意、準備して頂いた父兄の皆様に感謝申し上げます。     (元道場生 競輪選手・古川功二)

    *   *   *

餅つき

 早いもので、毎年恒例の餅つきが、1月11日行われました。私は、4回目の参加になります。
朝一番で、くどに火を入れもち米をふかし、お父さん方と少しばかりの(?)お酒を酌み交わし、子供たちの餅つき準備をします。その間道場生たちは基本稽古に汗を流し大きな声で一生懸命練習をします。
 搗きあがったお餅を、あんこや黄粉につけたいへんおいしく頂きました。
お餅を食べ終わると滝嶋先生や道場生、父兄での酒盛りが盛大に始ります。お約束のタコ八郎ゲームなどアットホームな雰囲気の中、時間も忘れ過ごすことが出来ました。前日から用意をして頂いたお母さん達にも感謝です!
(保護者・穂積尚也)

 1月11日(日)にもちつきがありました。
ぼくは、1年生の時から習ったので4回目のもちつきです。皆で基本稽古をした後に、きねとうすでもちをついて、雑煮・あんこ・きなこもちにして食べます。
 そして、もちを食べた後に、その年に来た日数で上位3名の表彰があります。3年間3位までに入ると道着がプレゼントされます。
ぼくは3年間上位に入り、そのうち2年間は無欠席でがんばりました。だから今年は道着をもらいました。とてもうれしかったです。
 病気をしないで休まずけい古に行けたのは、自分もがんばったけど親にも感しゃしなければならないと思います。
これからも休まずにけい古に行き、もっと空手が上達したいです。(穂積拓也・小学4年)


 白河道場鏡開き
 1月13日(日)恒例の新年餅つき・稽古が行われました。
もち米のふかす準備で9:30頃、火を燃やし始めると「おはようございます。」「今年も宜しくお願いします。」「押忍!今年も宜しくお願いします。」11時からの始まりなのに10時には、7~8人の父兄があつまり御清の酒を片手に近況報告、中には一年ぶりの父兄もちょっと前に飲んだ雰囲気で酒を酌み交わす。(ん~んうまい)
Hさんは、会う人会う人に明日休みと確認し、稽古の後に待ち構えている「たこ八朗ゲーム」そして、2次会~4次会の準備万全!。そんな中「そろそろ年一回の稽古行って来ます。」と稽古に向かう。
 しばらくすると、「せぇや!せぇや!」の声が聞こえたので道場を覗いて見ると広い道場が、これ狭しと小さな子どもから大人まで70人ぐらい道場生で一杯に広がり、気合の入った突き、蹴りがきれいそろい繰り広げられていた。
 稽古が終わり、子どもたちお待ちかねの餅つき、そして昨年の出席者上位の表彰、じゃんけんによる、新極新空手のグッツの争奪戦、後は付きたてのお餅を、雑煮、あんこ、黄な粉で飲食会2時ごろ中締めを行い、3時頃から「たこ八朗ゲーム」、滝嶋先生が「父兄をつぶさないと帰れないぞ!」と道場生にはっぱをかけるが父兄若干強し6時「かどや」にて2次会、道場生らが、空手談義(若さ爆発)「おれおめ~よりつぇ~し」「こんど戦うことがあったらボコボコにしてやる」(まるでこどものけんか)
 こんな楽しい飲み会、中々ありません。自分も長年この恒例行事に参加させて頂いていますが、初めは、端の方で、子どもと、軽く飲食して帰っていたのですが、気が付いたらのんべ親父軍団の一員となって道場の真ん中に、居坐っていました。
 こんなすばらしい集まり(鏡開き)に参加できて幸せです。これもまた、指導者の方々、道場生の父兄の力がなせることだと思います。来年も宜しくお願い致します。 (元保護者・今井浩樹)

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 1月13日に毎年行われている、もちつきがありました。
 大人と子ども、みんなで稽古をしました。いつもの稽古の2倍ぐらいの人数で行い、これも毎年こうれいの廻し蹴り、ける回数は黒帯~緑帯の人数で決まります。今年は、少し黒帯~緑帯の人数が少なくて、黒帯5人(滝嶋先生を含む)が始めと終わり2回号令をかけました。今年けった回数は200回でした。幼稚園生は、先輩の号令についていこうと、がんばっていました。
 稽古が終わり、自分たちが少しだけついたおもちを食べました。少しお米のつぶつぶかんが残っていておいしかったです。
 みんなのおなかがだいたいいっぱいになった時にジャンケンゲームをしました。ジャンケンデ勝った人がけい品をもらえるというルールです。けい品は道場のTシャツ、砂川久美子先輩が自筆で書いた「なんくるないさ」とプリントされてあるTシャツと、故伊師徳淳先生のキャラクターがプリントされているTシャツなどがありました。
 この稽古が終わって、今まで以上にがんばりたいと思います。 (佐藤奏・小学6年)


新極真会白河道場鏡開き
 新年明けましておめでとうございます。
 1月14日(日)、毎年恒例の「稽古会、餅つき」が行われ今年の健康と上達を誓い合いました。 私は、去年まで白河道場でお世話になりました「金子 祐也」の父「金子 耕一」と申します。 今回、滝嶋先生及び道場生保護者方のお誘いがありましてうれしく参加させて頂きました。
 毎年恒例の鏡開きですが、まず道場生一同の稽古に始まりその後、餅つき及び 昨年の出席者上位の表彰が行われ、今年も大人達は、ほろ酔い気分になると恒例の「たこ八郎ゲーム」に突入しました。
 ※「たこ八郎ゲーム」がわからない方は来年の鏡開きに受講して下さい。(年1回)  先生:「Hさん」  条件:大人、酒が飲める  受講料:無料
 ゲームで酒の勢いが増すころには夕方になり、次は2次会に繰り出しました。 例年だと家に帰るのが深夜ですけど今年は9時頃にお開きとなりました。 (去年より参加者が少なかったため、盛り上がりが少しなかった?)
 道場の方、保護者の方とは日頃あまりお付き合いがありませんがこのような機会で 親睦を深めることができまして有意義な一日を過ごす事ができました。
来年もこのように盛大な鏡開きで皆さんとお会いできる日を楽しみにしております。ありがとうございました。
                (保護者 金子 耕一)


新年餅つき・稽古
 1月15日(日)に恒例の新年餅つきと稽古が行なわれました。稽古では帯ごとに広がった道場生80人が道場をうめつくしました。自分は白帯なので稽古は一番後ろでした。そのおかげで先輩方の基本稽古や百本の廻し蹴りをみることができ今年一年のいい弾みになりました。
 餅つきでは臼と杵を使う昔ながらのスタイルで、一回搗く毎に子供たちの盛り上がる声が聞こえてきました。みんなで搗いた餅20キロを雑煮やあんこやきな粉でおいしく食べさせてくれたお手伝いの方々には本当に感謝しています。雑煮もキレイになくなったころに滝嶋先生から昨年の出席日数上位者の発表がありました。まだ入門して三ヵ月くらいの自分は聞いてるだけでした。今年は滝嶋先生よりも出席して一位を目指したいです。
 よく周りを見渡してみると保護者のお父さん方が滝嶋先生の周りに集まって「タコ八郎ゲーム」を始めました。自分も参加したのですがお父さん達の勢いに押されるばかりでした。菊地先輩はお酒が弱いと思ってたのですがいくら飲んでフラフラになってもゲームに参加してくる菊地先輩はお父さん達を相手に10人組み手をしているようでした。このときのタコ八郎ゲームで日本酒が6升もあいてしまいました。
今回初めて参加させてもらい色々な人との交流ができていい一日を過ごすことができました。      (白河道場 鈴木 隆宏)


新年餅つき・稽古
 1月9日(日)に恒例の新年餅つき・稽古が行われました。基本稽古を百本の廻し蹴りで締めくくりました。毎年ながら新年は特別に身が引き締まる思いが致します。子供達も普段より引き締まった顔つきに見え、全員の気合いで、寒さどころか熱さを感じました。
 餅つきでは道場生の他、ボランティアの方々や父兄も一緒になり、楽しい交流が生まれました。臼と杵を用いた餅つきが少なくなった今、改めてこの行事のありがたみを感じます。裏方にて準備頂きました方々に本当に感謝致します。子供達も順番で餅をつき、やかましい程盛り上がりました。また、杵が想像より重いことを話していたのも印象的でした。ついた餅を雑煮や餡ときな粉で頂き、「うまい!」と歓声が上がるほど美味しくいただきました。
 滝嶋先生から恒例の昨年における稽古の出席日数上位者の表彰がありました。稽古事は地道に続ける事が大切であり、積み重ねが大事という事を痛感致しました。
 餅もお酒もたくさん頂き、大いに盛り上がり交流を深める事ができました。まさに新年にふさわしい行事となりました。父兄と道場生が二次会に繰り出す程、新たなより深い交流が生まれ、本当に楽しい時を過ごさせて頂きました。恒例となったこの行事ですが、空手道を通じての道という事を、さまざまな想いで感じる事ができました。
 最後になりますが、今回ご協力頂きました皆様のご尽力に感謝申し上げます。 
                     (白河道場 長谷川 禅)



新年餅つき・稽古
 1月11日(日)に三瓶道場白河分支部で、毎年恒例行事の『餅つき・稽古』が行われました。
 今年は、白河道場生の他に矢吹・棚倉道場生、養護施設白河学園の空手を学ぶ子供達や福祉施設の方など、稽古には70名以上、餅つきには200名以上が参加しました。
 まず11時から基本稽古を当日の寒さを吹き飛ばすほどの熱気で30分程行い、最後に上段廻し蹴り100本で締めました。
 そして稽古を終えてお腹も減ってきたところで道場に大きな臼と杵が用意され、餅つきが始まりました。餅をつきたい子供たちが列を作って、自分の番になると大きく重い杵を持って大人の先輩に手伝ってもらいながら楽しそうについていました。そして大人がつき始まると、さすがにテンポよくいい音を響かせていました。
 つきあがった餅は、雑煮やあんこ、きな粉餅にお母さん方の協力でしてもらい、参加者全員でおいしくいただきました。おいしすぎて何度もお代わりをする人がいて、20kgついた餅があっという間になくなってしまう勢いでした。その中で、滝嶋先生から昨年の年間出席日数上位者の表彰があり、一般の部1位の新井一級は273日という驚異的な出席日数で、自分も目標を持って稽古にはげまなければいけないと感じました。
 その後、白河道場オリジナルTシャツ争奪ジャンケン大会が始まり、10枚ぐらいのTシャツを競い合い盛り上がりました。
 酒を飲んでアツく語る人や、餅を食べ過ぎて苦しそうにしている人などいてみんな楽しい時間を過ごし、今年の『新年餅つき・稽古』は終わりました。
 今回協力していただいた保護者の皆様、道場生、分支部長の先生方ありがとうございました。   (白河道場 駒塚剛志)
           



白河道場 餅つき・稽古
 三瓶道場白河支部にて毎年恒例の餅つき・稽古が1月12日(日)に行われました。
 毎年のこの行事を楽しみにしている人が数多く、年々参加人数も増加し、今回は、道場生をはじめ、その家族の方々や白河学園の子供たち障害者福祉団体の方々など総勢250名ぐらいの人が集まりました。
 まず、11時より、滝嶋先生を始め、中野目先輩、菊地先輩のご指導の基、30分程基本稽古を行いました。普段の稽古とは比較にならない程の人数がおり、所狭しと前後左右の間隔に注意を払い、大人も子供も一つになり、突き・蹴り・受けと気合いの入った稽古を行い、最後は、廻し蹴り100本で締めました。
餅つきでは、餅米約20キロを用意。杵・臼のセッティングが終わると一刻も早く餅を付きたい子供たちが順番を競い、早く並んだ順から交代で、続いて大人たちが普段の稽古以上の気合いと力を込め餅をつきました。付きあがった餅は、父兄の方やお手伝いの方により、雑煮やきな粉、あんこ餅にし、中野目先輩による乾杯の御発声の後、参加者全員でおいしく頂きました。中には、「招待者手作りのどぶろくを、牛乳だからと子供に飲ませようとする道場生」、「餅よりもお酒を飲み過ぎ、訳の分からなくなっていた道場生」等と、いろいろありましたが、そんな中、昨年の年間稽古出席日数の子供・大人それぞれ上位3名が発表され、表彰と記念品が贈呈されました。出席数トップの道場生は、150日を越えており、週1ペースでの出席の私にとってただ脱帽するだけです。
 こうして今年の餅つき・稽古も、終始和やかな雰囲気で終了しました。
 昨年、白河道場から黒帯取得者が一名増え、更に大会出場者や昇級者がどんどん増え、年々道場全体が活気づいている思います。私も周りに刺激されながら日々の稽古に精進していきたいと思います。これからも白河道場が益々発展する事を願いし、レポートを終わりにします。
        (白河分支部  駒場 正彦)


白河分支部鏡開き
 2002年1月13日(日)に白河道場恒例の新年餅つき・稽古が行われました。今年は稽古に約80名、餅つきには家族を含めて約180名が参加しました。基本稽古の最後に5歳の子供も含めて全員で廻し蹴り110本をおこないました。その後に養護施設白河学園からお借りした巨大な臼で餅を15㎏つき、その後昨年の出席日数上位者の表彰等がおこなわれ終了しました。
 今回は、道場正面に飾られている『空手道』を書いてくださった石山さんと、同じ身体障害者療護施設の矢吹さんもお越しくださいました。後日、石山さんから「書」と矢吹さんからお手紙を頂きましたので、今回はその矢吹さんからのお手紙をご紹介させていただきます。

 平成14年1月13日(日曜日)今日は、三瓶道場白河支部の年に1度の恒例行事となっております、鏡開きが行なわれます。当きぴたき寮でも 白河道場の代表の方から招待状を頂き、私と石山さんが招待される事になりました。それで私が覚えたばかりのメールを利用して、西白河郡にありますボランティア団体・スマイルの方へ介助者の方と車の方を依頼しました。私事で申し訳ありませんが、私たち重度障がい者が外出や外泊する時には、必ず介助者の方に付き添って頂けないとどこにも行く事が出来ません。
 県内に8件ほどあります障がい者自立生活センター(障がい者サポートセンター)またボランティアグループ、その他のボランティフアの方々の活動によりまして益々私たち重度障がい者が社会参加や外出の機会が多くなりました事は大変喜ばしい事と思いますが、介助ボランティアを受け入れる施設側の対応が遅れているのが今の現状です。だから私は、施設障がい者の方も気軽に社会参加や外出ができる様なバリアフリー社会の実現を目指し、障がい者サポートセンターやボランティアの皆様と共に自分の出来る事をフルに生かして、施設の仲間の方たちを1人でも多く、社会参加や外出が出来る様に努力して行きたいと思っておりますので皆様方のご協力を宜しくお願い申し上げます。
 さて、今回の鏡開きの席に私たちをお招きくださいまして厚くお礼申し上げます。
私たちにとりまして、思い出に残る鏡開きとなりました。
それは、本当の人の優しさに触れられた事、私がこんなに安らかな気持になれたのは、15年ぶりの様な気がします、あんなにゆったりとした 気分で食事を取ったのは、半年ぶりにります、これも三瓶道場白河支部代表の方のお計らいとボランティアの皆さまの暖かいお心使いのお陰で本当に楽しい一時でした。また新たな気持ちで頑張りますので、まだまだ未熟な私たちですが、これからも末永くお付合い下さる様宜しくお願い申し上げます。最後に三瓶道場白河支部の皆様、本当にお世話になりました。
これから 益々寒さが厳しくなりますが、お身体には、十分注意して練習に励んで下さい。
                       矢吹 延昌


新年もちつき&稽古
 去る、1月14日日曜日に、三瓶道場白河分支部において、新年を祝うもちつき・稽古が催された。
 稽古は、分支部長滝嶋先生をはじめ小野先輩などの指導のもと、子供と大人総勢60名が基本の正拳中段突き、前蹴り、廻し蹴り、横蹴り、上段受けなど、気合いの入った約30分間でした。子供たちの廻し蹴り70本などを、大人に負けまいと蹴る姿に刺激され、自分もまた大きな気合いを入れ廻し蹴りをした。道場には子供の父兄など総勢150名が訪れた。そして、多くの人たちがその光景を真剣な眼差しで見入っていました。そして、わが子の空手の練習姿を頼もしそうに眺めていた。
 もちつきでは、小さい子供も高校生も大人も一生懸命に杵を持ち、こねてつく姿には、普段では見ることができない清清しい笑顔があり、充実感があったようだ。そのもちを練習前から用意してくれていたお母さん達が、あんこもち、きなこもち、雑煮にしてくれた。それに加え手打ちうどんなども皆で食べた。そのおいしさに子供たちも大人も満腹になるまで味わった。4杯5杯と食べて、「夕食の分まで食べて帰る」という人もいた。
 そんななか、滝嶋先生より白河道場の年間出席日数が発表され、小学生部の高学年部、大人の部の各1~3位までの表彰ならびに記念品が手渡された。今年の大人の部は150日出席で3年連続トップの菊地1級。空手着をプレゼントされた。終始和やかな雰囲気であり、みな楽しそうだった。
 私は87日であったので、今年は去年の出席数より練習に来たいと思った。また最近のもちつきは機械づきのもちが主流であり、このように杵でつく機会が少なくなり、おもしろく思えた。このような会はこれからも参加していきたいと考える。
         (白河分支部 蓬田成)


白河分支部鏡開き
稽古後 一月十六日、いよいよ2000年という年を迎え、三瓶道場白河分支部では、毎年恒例となった鏡開きが今年もにぎやかに行われました。
 年々参加者も増え、道場生はもちろん、その家族の方々や、児童養護施設「白河学園」の子供達、障害者福祉団体の方々など、大人から子供まで今年も大勢の人が足をはこんでくださいました。又、福島本部道場、原町道場、棚倉道場の道場生や指導員の方々、それから三瓶代表も御家族で参加され、全部で170人ぐらいの人が集まりました。
 まず道着に着替えて、十一時から基本稽古が始まりました。広さが自慢の白河道場ですが、これだけの人数が整列すると流石に狭い。三瓶代表は怪我をされているということで、稽古の方には参加できなかったのですが、滝嶋先生の号令のもと、皆大きな気合とともに所狭しと突きや蹴りを繰り出していました。私も後ろ蹴りのときなど、後ろの子供に何度も蹴りを見舞いそうになりヒヤヒヤしました。
 最後は廻し蹴りで締め、稽古は終了。いよいよ待ちに待った餅つきです。白河学園からお借りした巨大臼と杵を使い、蒸かし上がった餅米を皆で交代交代につきました。私も何度かつきましたが、意外と難しい上にかなりの重労働で、少しついただけで前腕がリストカールをやった後のように張っていました。小さな子供達も順番に並び、果敢に挑戦していましたが、杵が重くてなかなか持ち上がらず、大人の手を借りて頑張っていました。
 つきあがった餅は、あんこ餅、きな粉餅、雑煮などにされ、三瓶代表の乾杯の音頭とともにつきたての餅を一斉に頬張りました。杵つきの餅は流石に美味く、皆どんどんおかわりをしていました。小学四年生の良太はその名にふさわしい体格で、分けられた餅をさっさと食べてしまうと、物足りなそうに器を持ってウロウロしながら、次の餅がつき上がるのを待っていました。その他、「俺は早食いじゃねえ、大食いなんだ!」と言いながら競い合って、てんこもりの餅をたいらげたあげく更におかわりを催促している猛者もいました。
 そんな和気藹々とした中、去年の稽古出席日数の表彰があり、子供クラスと一般クラスでそれぞれトップだった人が先生から記念品を貰いました。他の道場生はそれを見て、来年こそはと意気込んでいました。その後、先生と以前からお付合いのある障害者福祉団体の方から、重大な発表がありました。それは、以前から骨髄バンクに登録されている滝嶋先生が、ドナーとして選ばれ、骨髄液を提供する事がきまったという事でした。ところが先生はというと、周りの人の心配とは裏腹に平然としており、何のためらいも無く、人の命を救えるという事を喜んでいる様子でした。そんな先生の生き様を見習わなくてはと思ったのは、私だけではないはずです。先生、それから患者の方にはこれから是非とも頑張ってほしいと思います。
 そうこうしているうちに餅つき会も終りに近づき、20kgもついた餅が全て食べ尽くされたところで、今年の鏡開きはお開きとなりました。辺りでは、酒ですっかり出来上がった大人がしまいにはバッグを忘れて帰る始末。白河道場は今年も楽しい年になりそうな気がします。
 ちなみに先程の大食い道場生とその一派は、この後も飲み屋へ直行し、皆で大盛り定食などをたいらげていました。彼曰く、「今年は大食いで見せるぜ俺の底力!」 
あまり意味の無い事で底力を発揮しないでほしいものです。
 最後に、今後の白河道場生の活躍を期待し、レポートを終わります。(菊地洋平)


白河分支部鏡開き
 三瓶道場白河分支部では1月15日に鏡開きが行われました。普段あまり顔を合わせることの少ない道場生とその家族同士の交流の場として開かれ、年々参加者も増え、幼稚園から小、中、高、大学生、社会人とその家族、それに養護施設の子供たち、障害者福祉団体の方々で130人ぐらいとなり、三瓶師範も福島より御家族で参加されました。
 まずは三瓶師範の指導により、いつもとは違う緊張感の中、基本稽古が始まり、師範の一際大きな号令にみんな負けないように大きな声で気合いを入れて突きや蹴りを繰り出し、最後の上段廻し蹴り80本が終わると道着も汗でびっしょりでした。汗を流した後はいよいよお待ちかねの餅つきの始まりです。杵と臼は児童養護施設「白河学園」よりお借りしたもので、特に臼は大きいのですがとても年期が入っており、空手で鍛えている道場生につかれたらパカッと割れてしまうのでは?と思えましたが、そのようなこともなくペッタンペッタンと小気味の良い音を響かせていました。自分もちょっとついてみましたが3分もついていると結構な重労働であることに気付き、早々に若い人と交替しました。
 餅もつきあがり、初めに滝島先生からボランティアとしておつきあいのある障害者福祉団体の方々の紹介と挨拶があり、そして三瓶師範の「今年一年みんなががんばれるように」との言葉で乾杯をして、つきたての餅をほおばりました。さすが杵つき、おいしいです。そちらこちらでアルコールによりあかくなった顔が見え始めた頃、去年の年間稽古出席数の表彰があり、トップになった人たちは記念品をもらいとても嬉しそうでした。自分も仕事や家族などの都合もあるが、もっとがんばって稽古に出なければと思いました。
 一時間もすると、お雑煮、あんこ餅、きなこ餅とどんどんつき上がっていた餅もすっかり食べ尽くしてしまい、それでも足りずにうどんを食べている人もいました。本当によく食べます。食べて飲んでまた食べてと楽しい時間を過ごし、みんなそれぞれが今年一年の努力、精進を誓ったことと思います。
 最後に白河道場が、より人に、社会に貢献し、ますます盛り上がって行くことを願いレポートを終わります。
           (白河分支部 鈴木 龍人)



白河分支部・鏡開き
 1月15日に鏡開きがありました。
 大雪の日にもかかわらず、保護者を含めて130人位の人が来ました。
 滝嶋先生は、週に一回養護施設白河学園の子供たちに空手を教えています。白河学園の子供たちは10名位来ました。
 ボランティアで一年に1回くらい、太陽の国の人に、演武を見せたり、施設で行われる文化祭に参加しています。施設の人は、体に障害を持った人がいます。僕は、何年か前にこの施設で演武をやったことがあります。演武のときは、いつもと違う緊張がありました。演武が終わったときは、喜びがありました。
 太陽の国からは、車イスに乗った人が一人来ました。周りには、つきそいの人が数名いました。
 三瓶先生の大きな号令で、基本稽古が始まりました。号令が速すぎたので、みんなついていけませんでした。手をぬいてやっている人は、一人もいなくて声が道場にひびきわたりました。
 最後のまわしげりが終わると、みんな汗が出ています。
 次にみんな楽しみにしていた、もちつきが始まりました。大人に混じって子供たちも一緒に、15キロほどのもちをつきました。
 もちの種類は、きなこもちと、おぞうにで、ぼくはおぞうにがおいしかったので、四こ食べました。15キロのもちは約1時間ほどで、きれいになくなりました。
 空手をやっていてよかったと思う事は、色々な人たちに出会い、勉強以外の事でたくさん学べる事ができました。
 これからも、白河道場が今以上に発展するように、毎日練習にはげみ、どりょくしていきたいと思います。
                         (小湊光司)
 


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